【学校行事の様子から】3学期始業式を行いました
寒風吹きすさぶ真冬の寒さの中、こどもたちの登校する様子が見られました。
交通指導員さんのほか、年始め、月始めということもあり、山本学校運営協議会会長・宍道町人権教育推進協議会会長さんにも正門前にお立ちいただき、こどもたちを出迎えてくださいました。
今日から3学期、1年でもっとも短い学期ですが、充実した学校生活を送ることができるよう、職員一同こどもたちを支えていきたいと思います。
約2週間ぶりの友達との再会を喜びを胸に、次々と校舎内に入っていきました。
9時過ぎからの始業式では、校長から学期の始めにあたり次のような話をしました。(パワポ画像は抜粋)
お正月の箱根駅伝、今年も青山学院大学が総合優勝したね。原監督が描かれた本の中に、こんなことがありました。
「青山学院は高校生の時から優れた選手を集めているから強いんでしょ、って聞かれるけれど、いくら強くても和を乱す選手は絶対に採りません。高校生のときにタイムはぱっとしなくても、自分でちゃんと考えて、こつこつと取り組み、自分の言葉を大切にする選手たちだから優勝できるんです。」
だからここ数年で何回も優勝できるんだね。そういえば、6年教室にこんな板書がありました。上に、2学期、自分ががんばったことや反省があり、下にはそれを踏まえて3学期努力したいことを書いていましたね。自分で目標を決めて、それに向かう姿、こつこつとした取組は青学と共通してるように思えたよ。
嬉しかったのは、スリッパ揃えをお話ししたこの前の終業式のすぐあと、体育館から校長室に帰ろうとしたところ、1年1組と2組の友達が、自分からきちんとスリッパを揃えていてくれたことです。
こうして、心に決めたことをすぐに行動に移すのは、すてきな行いだね。
すてきな行いと言えば、本をきちんと整頓しようと貼ってくれたポスターの呼びかけに応じて本棚の本を整えてくれた人、年末の大掃除で、ガラス窓がないんじゃないかと思えるぐらいピカピカに磨きあげてくれた人など、すてきのたねを持っている人がたくさんいることも終業式の前後に発見したよ。
横断歩道を渡る時しっかりと班旗を差し出してくれる班長さん、停まってくれた車におじぎをしてお礼の気持ちを形にする友達、こちらも、すてきのたねをもっていて素晴らしいね。
すてきのたねは、何も特別なことはしなくても、みんなの周りにあるんだよ。感謝して給食をいただくこと、毎日の勉強に一生懸命向き合うこと・・・みんなみんな、すてきなことだよね。
大きなことじゃなくても、「すてき」を少しずつ積み重ねて、3月の終わりに「いい1年だったな」と思えるまとめの3学期にしていこうね。

ーーーこどもたちはしっかりと向き合って話を聴くとともに、次いで校歌を声高らかに斉唱し教室に戻っていきました。
これらの様子は後日ご紹介します。今学期もよろしくお願いします。