このほど、火災を想定した避難訓練を実施しました。

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 生命の安全を第一にすることは言うまでもないのですが、今回は年度始め(1学期)であることから、特に新しい教室からの避難経路を確認することを第一義に行いました。

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 「訓練、訓練、緊急放送。家庭科室から火災が発生しました。児童の皆さんは校庭に避難しなさい」ーーー緊迫した校内放送が流れると、担任または授業者の先導により、学級ごとに次々と避難してきます。

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 ハンカチで口を覆い、「避難開始!」を合図に、特に校舎内では煙に巻き込まれないように低い姿勢で避難することができました。

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 避難開始のアナウンスから286名の児童が無事避難を完了した旨の報告が上がり終えるまで5分5秒でした。このあたりも含めて、防災教育担当の板倉教諭より子どもたちに振り返りの話がありました。

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 校長からは、かつて宍道の町も一度に20軒近くの民家が焼失した悲しい歴史があることや、松江市内でもこの半世紀のうちに複数の大規模な校舎焼失があったこと、さらには火災や地震などの災害は時・場所・人を選ばずやってくることなどを話し、「だからこそ命を守る行動を速やかに取ることの必要性」を説きました。

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 島根県教育委員会刊行の「学校危機管理の手引」には、「多様な時間帯や場所を想定した避難訓練を実施する」とともに、「傷病者、特別な配慮を必要とする児童生徒の避難を円滑に行うための方法を明確にする」ことが訓練の"きも"とあります。今回は火災を想定しましたが、今後は地震、あるいは不審者対応の避難訓練など様々な想定のもとで行い、子どもたちの安心・安全を担保してまいります。

 

■5月30日(木)の給食

○ご飯(もずく丼) ○牛乳 ○大根の酢のもの ○もやしと厚揚げの味噌汁 ○チョコクレープ

<ご家庭で補っていただきたい食品群> 魚介類、種実類

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