【日々の学校生活から】第2回学校運営協議会を開催しました(その2)
(昨日の続きです。)
6日(水)の学校運営協議会では委員の皆様に授業をご覧いただいた後、「熟議」の時間を設けました。 はじめに校長から、今年度これまでの本校の教育活動についてご説明を差しあげました。(画面はごく一部を抜粋したもので、本当は全部で44コマありました。)

続いて、今後の望ましい学校運営の在り方について7名の皆様よりそれぞれ示唆に富むご意見をいただきました。
◇授業を観て、こどもたちはもとより教員の表情が以前に比べて明るくなっている。学校が落ち着いている証と受け止めた。
◇職員室に挨拶をして会議室に入ったが、数年前に比べて比較にならないほど和気藹々として柔らかい雰囲気にあふれている。きっと教員が楽しい毎日を送っているとこどもたちも楽しい学校生活が送れるので、そういう面で安心している。(下図をもとにストレスチェックの結果をお伝えしたところ、こうしたご感想をいただいたところです。)

◇数年前、職員体制の整いづらさや生徒指導面での事案が重なり、職員はたいへん苦労したことを記憶している。おのずから学校評価結果も厳しいものとなったが、その後のV字回復には敬意を表する。

◇熊対応について校長から説明があったが、いくら管理職が奮闘しても限界がある。危機管理については校長のリーダーシップが必須だが、それをしっかりと受け止め児童に指導したり保護者に周知を図ったりする学級担任、そしてそれを支える様々な職員。これらの連携が機能したからこそ突発的な事案も乗り越えられたことを実感した。
一方、以下のようなご指摘もいただきました。
◆学校に勤めていた立場から授業を観ると、教員は頑張っているが「もう一声」こどもたちに肯定的な声掛けをする意識があれば、より学習に前のめりになるこどもたちもいると見た。そのあたりはこどもたちの発達の段階に応じて一様にすべきものではないが、目の前のこどもが何を求めて学習に臨んでいるか、OJTを通してお互いが学び合うなどされると望ましいと感じた。
◆次回の学校運営協議会では、委員にも学校評価を付すよう依頼があると思うが、ごくたまに来るだけでは学校の実情をしっかり把握することができにくい。そこで、今日のような「学校を開く」機会をさらに積極的に設け、気軽に学校に対しての気づきを述べることができることを期待している。
◆PTA役員の立場で考えると、一生懸命がんばっているこどもたちを保護者が支援できるよう、もう少し何らかの形で関わりたいと今日の授業などを観て感じた。学校との連携をさらに図っていきたい。
◆熊についての危機管理を講じている様子がよくわかったが、宍道町内においてもイノシシによる農作物への被害が甚だしい。他校ではイノシシが校舎内に入りガラスの破損や器物の損壊があったと聞く。全方位にアンテナを張ることは難しいだろうが、職員、こどもとも危機感を高められたい。
今後、いただいたこれらのご意見を活かし、着実に歩みを進めながら成果を出していきたいと思います。委員の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。
◆11月14日(木)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○豚肉の生姜炒め ○ほうれん草のサラダ ○しじみ汁
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 小魚、いも類