宍道小学校教職員研修 ~保育体験~
しんじ幼保園のご厚意により、8月18日(月)、19日(火)に、円滑な幼小連携・接続について教職員が「切れ目のない支援のあり方について」学び、考えるための研修として、保育体験をさせていただきました。
今回は、3歳児、4歳児、5歳児クラスに分かれ、9時~給食までの時間の保育を体験させていただきました。
宍道小学校には、毎年度、しんじ幼保園からたくさんの子どもたちが入学してきます。
園所訪問だけでなく、日頃から情報共有はしてきました。今回は、子どもたちの様子を観察することよりも、しんじ幼保園が普段の保育の中で、どのように園児にかかわっておられるのか、「保育体験」を通して理解することが一番の目的です。
そして、その大切にしてこられている支援を宍道小学校で切れ目なくつなぐために、改めて支援のあり方について教職員一人一人が学ぶ機会にしたいと計画しました。
保育体験後(午睡の時間)、武田園長先生と情報交換をさせていただきました。
まずは、しんじ幼保園の保育で目指しておられる大切な視点について説明していただきました。園児一人一人の個性、人権を大切にして、その子のきらりとするところを伸ばそうとされる保育方針について学びました。
その後、保育体験に参加した宍道小学校の教職員から、保育体験を通して感じたこと(新たな発見、小学校との違い等)を共有しました。
~情報交換で共有した、宍道小学校側の気づき(抜粋)~
・ 3歳からすでに、次の活動の見通しを持つことができるよう、視覚支援や活動の適度なルーティン化等、様々な工夫がなされていた。
したがって、その発達段階に応じて、園児が自分で考えて(または集団の力で)行動できるようにする支援となっている。
・ 一人一人ペースも異なる。しかし、その園児に合った支援(気持ちが向く工夫、声がけの工夫等)をされていて、とても勉強になった。
・ 例えば、5歳児クラスでは、担任の先生が「プールが汚れちゃってるんだって。どうしてあげたらいいんだろう」と、園児が考えるように投げかけ、話し合いを経て、園児の方から「じゃあ、プール掃除をしたらいいんじゃない?」という考えがまとまり、プール掃除に取り組んでおられた。園児の主体的な想いを大切にしておられ、勉強になった。
・ 小学校でも、児童が自分で考えて動くことができるようにする工夫(仕かけ、環境づくり等)を検討したい。
それぞれ一日(~給食)の保育だけでも、小学校の教職員にとって、実感を伴って支援に対する気づきが多くありました。貴重な体験をさせていただいた、しんじ幼保園に心から感謝いたします。
情報交換をしながら、1年生2学期の年長児との交流について、一緒に検討していくことや、入学時の時間の持ち方(時間の余裕)、過ごし方(園生活とのつながりを意識した内容)について考えていきたいという意見が出ました。
架け橋期の教育の充実のための大きな一歩として、保育体験で学んだことを小学校側の支援のあり方の工夫や、カリキュラムの内容に活かしていきたいと思います。そのためにも、しんじ幼保園の方々の意見を盛り込むための情報交換の場も計画していきたいと考えています。