【日々の学校生活から】佐々布川の環境を調べよう(4年生)
4年生は総合的な学習の時間において、「佐々布川の環境を調べよう」をテーマに学習活動に取り組んでいます。
1学期にも学校の敷地内を流れる、佐々布川の様子を観察に行き、佐々布川の水の透明度(きれいさ)等について調べました。
9月5日(金)は、島根県環境保健公社の方に来ていただき、まずは、島根県の海、湖、川の水質について考えるために、宍道湖、中海等に海水が混ざる状態を模型で説明してくださいました。
また、うすいプラスチック片を水に浮かべ、どうして生き物はプラスチック片を食べてしまうのか、水槽を上や下からのぞき考えてみました。水の流れにそって浮かぶプラスチック片を観察した子どもたちからは、「クラゲみたい。小さな生き物に見えて、食べてしまうかも」「エサにみえちゃうかも」という意見が出ました。
また、松江市の海岸の砂を持ってきてくださり、ゴミが混ざっていないか、混ざっていたら分別してみる活動をしました。様々なごみがあることを知って、驚く子どもたちでした。
その後は、身近な自然環境を調査する活動として、学校のそばを流れる佐々布川の水質について詳しく調べました。
細長い透視度計で水の濁りを観察したり、パックテストでCOD値を調べたりしました。
最後に、佐々布川に入り、水生生物を探し、指標をもとに佐々布川の水質がどうかを確認しました。
この水質調査で分かったことを4年生がまとめ、紹介(発表)する予定です。
そして、発表するだけでなく、自分たちで何ができるのか考え、実践する計画です。