【日々の学校生活から】新聞記事を学びの力に
秋も深まり、今さら感はありますが、今回は各学年が歩調を合わせて取り組んでいる「新聞記事を読んで思ったこと・考えたことを決められた字数で書き綴る」"記事をキャッチ"の取組をご紹介します。
4月の職員会議に研究部より下記の提案があり、今年度の取組が歩みを始めました。
下の画像が、「この子、頑張って書いたな」と担任が思って当該児童の用紙に貼った付箋です。
この取組を通して各学年の発達の段階に応じて論理的な思考力等を高めていくことをねらっており、その際、まずは著作権を侵害しないよう留意しながら取り組んでいます。
新間の記事も著作物ですので、一般には著作権者に無断でコピーをして配ることはできません。しかし、学校で教育目的に使う場合はコピーが許される場合があります。これは、「学校において、授業のために使用することを目的とする場合は、必要とされる限度で先生や生徒が複製(コピー)することができる」と著作権法で認められているからです。新聞だけでなく、小説や詩集などの一部分をコピーして使うことも同様に認められますが、全部をまるまるコピーすることは必要限度とは認められませんし、全校生徒全員に配ったり、授業目的以外に使用することも認められません。(「みんなのための著作権教室」ホームページより引用、http://kids.cric.or.jp/index.html)
出張が続きばたばたしているとこれらに目を通す時間が奪われ、ついつい持ち帰って自宅でじっくり目を通すことになりがちです。先日の三連休は、ため込んだ4~6年のこどもたちが書いた作品約150点にようやく目を通すことができました。
こんな感じで「校長賞」の証としてプラ付箋に一筆書いてシールを貼ります。準備不足でシールが不足することもあり、果たしてこどもたちの励みになっているかははなはだ不透明ですが、それだけ努力して書いた子が多いことに喜びを感じます。

一クラスずつ読み終えると、担任宛に7.5cm角の付箋に指導に対する感謝の意を込めて簡単なコメントを付して返します。担任からこどもたちに適切にフィードバックすることで、こどもたちの意欲喚起につながれば望外の喜びです。

◆11月8日(金)の給食
○ご飯 ○牛乳 ○がんもどきの含め煮 ○れんこんサラダ ○麩(ふ)の味噌汁
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 海藻類、いも類