きのう25日(火)から春を想わせる温かさがしばらく続くとのことで、心がうきうきしてきます。教頭先生に活けていただいた花も、また外の景色もまばゆいばかりです。

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 さて、去る20日(木)夕方、学校における健康の問題を研究協議し、健康づくりを推進することを目的とした今年度の「学校保健委員会」を行いました。 

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 様々な健康問題に適切に対処するため、家庭、地域社会等の教育力を充実する観点から、学校と家庭、地域社会を結ぶ組織として学校保健委員会を機能させることが重要と言われています。そうした観点から、今回はアドバイザーとして学校医の坪内先生のほか、今年度は朝食の重要性等について協議するため、河野学校栄養士、宍道支所より手銭保健師にも来校いただきました。

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 席上、宍道、来待両小学校の5年生児童を対象に行ったアンケート調査結果をもとに、こどもたちの朝食喫食の状況や定期的な排便習慣の有無などについて河野学校栄養士より説明がありました。

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 次いで、手銭保健師より、しんじ湖スポーツクラブとの連携による「しんじ元気めしネットワーク」の取組について紹介があり、町を挙げて生活習慣の向上、健康づくりに寄与していただいていることについて理解を深めることができました。

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 食育動画には本校の養護教諭も関与してくれています。

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 このあと、フリートークで保健主事や生徒指導主任も交え、こどもたちの健康増進のためにご家庭と協力しながら「学校でできること、すべきこと」について議論を交わしました。

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 最後に学校医の坪内先生より、「朝食で炭水化物を摂取することが大切。それはご飯、パン、うどんなどのでんぷんがエネルギーとなることから、これらを主食としてバランスのよい食事をめざすよう家庭にも啓発されるとよい。」「『早寝、早起き、朝ごはん』とはよく言ったもので、これらはすべて関連している。朝、気持ちよく朝食を摂ることができるように早く起きる、そのためには早く寝ることが大切になってくる。」などのご示唆をいただき、会を結びました。

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 文部科学省が発出した「学校保健員会マニュアル」の巻頭言にこんな一節があります。
 ーーー複雑、多様化している子供の心身の健康課題の他、いじめや不登校など生徒指導の課題に関しても心の健康とのかかわりから、教職員が積極的にその役割を果たし、学校における健康教育の充実と指導体制の一層の強化を図ることが急務となっています。

・・・実は、今から25年前の平成12年2月にこのマニュアルが策定されたのですが、四半世紀立った今日(こんにち)にもそのまま通じる一言ではないでしょうか。それだけ、学校保健に関わる課題は一朝一夕には解決しないものであることをうかがわせる一節だと感じます。

 そうした難しさはありますが、この日の協議がこの場だけで閉じることなく、一歩一歩着実に実践に結び付けられるよう努力していきたいと思います。

  

■2月26日(水)の給食

○ご飯 ○牛乳 ○ハンバーグトマトソースかけ ○こんにゃくサラダ ○白菜の味噌汁

<ご家庭で補っていただきたい食品群> 乳製品、きのこ

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