【校長のひとりごと】学園教育推進会議を行いました
18日(火)午後、宍道中学校において第2回学園教育推進会議を行い、6名の委員の皆様に今年度の学園事業をご報告するとともに、今後に向けたご提言をいただきました。
はじめに、今年度の学園事業の全体について経過報告の形で振り返り、次いで各校から「めざす子ども像の達成状況」について説明させていただきました。
本校からは、地域学校コーディネーターを中心として長年築いてきたネットワークにより、今年度も地域の皆様が学校に関心を寄せ、各学年の特色ある教育活動を力強く後押ししていただいたことを成果としてご報告しました。下表からも、地域との連携の様子をお分かりいただけるものと思います。
一方、「よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成する」という総合的な学習の時間の目標を達成するために、例えば高学年にあっては、ふるさとを担う立場から児童が主体となって町づくりをデザインし発信する等の"地域課題解決型学習"にも取り組むことなどに果敢に挑戦していきたい旨の展望を述べさせていただきました。
結びに、委員の皆様からいただいたご提言をランダムに掲載します。
◇いずれの校・園ともふるさとを題材とした教育活動に力点を置いて鋭意取り組んでいることがよく分かった。
学力の面については様々な捉え方があるが、今般「家庭学習時間ゼロ時間」の子の割合が増えている報道に接したが、これは宍道はもとより全県的、全国的にも議論すべき課題なのかもしれない。
◇ 宍道小の「地域課題解決型学習に取り組みたい」という意思をぜひとも実現させてほしい。来待小にはすでに行ってもらっており、成果が上がっている。おそらく授業公開日で保護者に対して実施しているだろうが、より範囲を広げて、町民の方に対してもアウトプットされたい。
◇生徒指導関係で腐心する教職員の取組に敬意を表する。大切なのはいじめ、不登校(傾向)等のいずれにしても、「気づく力」と対応力だと思う。それらを磨き続けていってほしい。また、これらの課題に対しては個業では解決に至りにくいことから、常に連携して取り組んでほしい。
◇総じて学園の児童・生徒の学力が問題視されることがある。図書館活用の割合の低さ、公民館等の施設の活用の度合いの低さなどもデータとして明らかになっている。これらをつなぎ合わせて対策を講じられたい。
ーーーこれらのご提言に対して、各校長からは、高校入試制度改革に伴う真の学力の定着のために取り組んでいることや、学校図書館活用教育を一層進めるために、今後とも各校園で連携して情報を共有していくことなどをご説明して、会を閉じました。
◆2月21日(金)の給食

○セルフミートサンド(コッペパン) ○牛乳 ○オクラと切り干し大根の和え物 ○ABCスープ
<ご家庭で補っていただきたい食品群> 乳製品、淡色野菜