校区の概要
⑴ 特 徴
松江市宍道町は、宍道湖の南西端に位置し、春には桜・ツツジ・藤の咲き誇る山々、夏には
水と雲と夕日が織りなす宍道湖、秋には稲穂が一面に覆う田園、冬には白鳥や鴨などの水鳥が
息づく雪面など、自然豊かな地域です。
古来より西の出雲大社、東の松江城・富田城と広島・雲南地方を結ぶ交通の要衝として発展
してきた文化・歴史を持つ町でもある。現在は、出雲空港・松江道宍道インターチェンジを控
え、松江・出雲・雲南からの交流・物流の接点となっている。
⑵ 生活・産業・文化
校区の宍道町には、2023年3月末現在3,241世帯8,209人が生活しており、人口について若
干の減少傾向を示している。新設の団地では核家族が多いが、生徒は3世代同居の家庭の割合
も高い。
中小の建設等工業系事業所が多い他、サービス業をはじめ、福祉施設等、様々な分野の事業
所が揃っている。多くの住民は、隣接する出雲市や松江市内の各事業所へ通勤しており、農業
もほとんどが兼業である。
菅公で有名な菅原道真の生家が隣接する菅原天満宮、松江藩主の本陣宿で国の重要文化財
指定の八雲本陣等の歴史的遺産や、出雲石灯籠として有名な来待石(凝灰質砂岩)の採掘跡
と展示・体験工房である来待ストーンや、大森の湯と温水プール、森林公園、ゴルフ場等の
施設も多い。中学校校庭の南の林には、塩冶高貞の墓碑があり、訪れる人もいる。