また訪問指導をうけました
12月6日(金)
月曜日に続き、本日も島根県教育センターの指導主事2名の先生方にお越しいただきました。今回は、後期課程の7年生(数学)と9年生(英語)の研究授業でした。
3校時の英語は、SDG'sについての啓発ポスターを作成し、ポスターセッションをするという単元の終盤に組まれた授業でした。生徒はグループ内の発表練習で、ジェスチャーをつけたり、ポイントを指し示したりと、工夫しながら英語のスピーチにチャレンジしていました。意見交流では、スプレッドシートに相互評価を書き込み、振り返りにも活用しました。
5校時の数学は、「角の二等分線」を作図、説明する授業でした。角の先端部分が破れるというハプニング(まぁ意図的ですが...)を利用し、既習事項の様々な知識・技能をフル活用して挑む難問でした。しかし授業後に、「解けなくて悔しい!」と発した生徒の声が、単なる作図ではなく挑戦的な課題を自分のものとしてとらえ、最後まで熱中して取り組んでいた心の声のように思えて、微笑んでしまいました。

放課後は、教員それぞれが見学した教科に分かれて授業研究をしました。他校で勤務していた時は小中の交流が、連絡会や合同研修会など機会が少なかったですが、月曜に続いて、前期課程・後期課程の先生方で授業研究できたのはまさに本校の強みです。よかった点や改善点など、議論が活発だったのも、職員室を共にしているよさだと思いました。
何より今日は、後期課程の授業を前期課程の先生方が見学するだけで生徒の顔に安心感が広がり、声がけしてもらえてさらに本音で発言している生徒の姿に、教職員が皆で児童生徒を育てているという一体感を感じてうれしくなりました。