3月7日(金)

 卒業式を翌日に控えたこの日、1・2校時に9年生を送る会が実施されました。6年生を送る会や3年生を送る会は聞きおぼえがありますが、9年生を送る会は義務教育学校ならではです。

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 2年生の歌やダンスを皮切りに、6年生までが9年生への感謝や激励の気持ちを込めてパフォーマンスを繰り広げました。

 1年生のかわいらしい歌や、3年生のクイズ&応援(昨年夏に話題となったサウスポーにのせて)、4年生はリコーダー演奏からの体育祭を思い出させる盛り上がりコールと続きました。

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 5年生は文化祭で発表した「できっこないをやらなくちゃ」の送る会バージョン、そして6年生は9年生が連合音楽会で歌った「怪獣のバラード」を当時の映像とリンクさせて歌うという、各学年の工夫と思いがいっぱい詰まった出し物でした。

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 後半は、会場にいる7・8年生が、クイズやアンケート、思い出のスライドショーなどで盛り上がりました。9年生代表の言葉がありましたが、教室に戻ってからも「とても楽しかった」「低学年が、かわいかった」「自分たちのために会を開いてくれてうれしかった」など、後輩への感謝の思いを口にしていたそうです。

 卒業式の予行練習の時に、ここまで企画から練習、準備、運営をがんばってくれた(特に)8年生には、感謝の気持ちを伝えました。また9年生には次のような話をしました。

 20年前の国語に関する全国調査で、「情けは人のためならず」の意味をはき違えている人が半数いることがわかりました。本来は「情け(他人に親切にする)とは、巡り巡って自分に返ってくるものだ」という意味です。今回の送る会では、準備の時から9年生に対する感謝の言葉をたくさん聞きましたし、今日の会でも「ありがとう」「これからもがんばって」「おめでとう」の言葉があふれました。それは、今まで9年生が下級生に対して、掃除の班長や副班長、登校班の班長や副班長、それ以外の人も、また、児童会、生徒会、部活動、その他いろいろな場面でやさしく思いやりの気持ちをもって接してきたことが、返されたのです。このような、温かい雰囲気の学園をつくってきてくれてありがとう。

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