被ばく体験伝承者の方による平和学習
先日、被爆証言の会の代表をしておられる山口恵司さんに来校いただき、平和学習の一環である講話をしていただきました。山口さんは、広島の平和公園での碑巡りガイドもしておられて、子どもたちを二度と戦争に巻き込んではならないと考え、様々な啓発活動に取り組んでおられます。
お話の内容は、なぜ広島に原爆が落とされたのか、被害の大きさと子どもたちの生活、山口さんのお父様の口にされた体験談など、子どもたちが知りたいと感じていた内容を分かりやすいプレゼンテーションで説明してくださいました。
つらい写真などの資料もたくさんありましたが、子どもたちは、熱心に説明を聴き、集中して記録していました。これまでの6年生の平和学習が、学びの面でも心の面でも深く進んでいることが伝わってきました。
山口さんは、6年生の学びの姿勢にも感心しておられ、「聴く姿勢がよくて感心した。また津田小へ来たい」と後でほめてくださいました。平和公園でも講話を聴くことはできますが、本校では、平和公園では、碑巡り、資料館見学、袋町小学校との交流など、多くのプログラムを実施するため、来校いただく形で講話をうかがいました。修学旅行に向けて、しっかりと階段をあがっている様子です。
本校に現在教育実習生が学びに来ています。本校の卒業生の学生さんで、未来の先生です。しっかり教職への理解を深めてほしいです。