出雲市民会館を会場に第65回全日本吹奏楽コンクール島根県大会が開催され、八雲中は中学生小編成の部に出場しました。記録によると本校は40年前に2回(1983年・1984年)県代表となっています。
 アルバホールで早朝からの練習を終えた部員は、保護者の援助を得ながら楽器を積み込んで出発。ちょうど霧雨が降っており、なにか雰囲気のある始まりでした。
 本番。運営スタッフの皆さんがステージのセッティングを済ませると同時に登場。全員の一挙手一投足が堂々としていて、まさに「ゾーン」に入っていく勇者を見るようでした。演奏が始まると聴衆を魅了。「これまでの中で最高だった!」と保護者の皆さんが言われるとおり、演奏後の部員の笑顔がそれを物語っていました。
 夕方、音楽室でYouTubeによる審査結果発表があり、全部員と保護者の皆さんとで固唾を飲んで発表を待ちました。39番目、想定どおりの「金賞」です。そして県代表3校の発表...最後に呼ばれたのが八雲中学校。念願の(悲願の!)島根県代表校に選ばれました!! 初めてのことで喜び方がわからない人ばかりでしたが、じわじわと感情が湧き上がってきたに違いありません。これまで練習してきた音楽室が、感謝感激で満たされました。
 中国大会への推薦を受けた吹奏楽部はこれから新たなステージに立つことになります。さらなる精進を期待しています。

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