避難訓練(地震発生)を実施しました
阪神淡路大震災や東日本大震災、昨年の能登半島地震など、教員になってからリアルタイムでそのニュースに触れてきました。心を痛めながらも学校では何を学ぶべきなのか、先生や生徒たちと一緒になって真剣に考えました。当時、ある大物芸人が「想像力」の重要性を語っています。死者や行方不明者の数ばかりに意識が向くが、「1万人の犠牲者」ではなく「一人が犠牲になった悲しみが1万件ある」と考えるべきだと。強く共感したことを覚えています。
本日の訓練では「山側を回避して体育館へ避難」を指示し、教職員の動きなども改めて確認。避難誘導の放送から4分15秒(前回は2分29秒)で全校生徒の確認・報告が完了しました。昼休みに実施したためか、少し時間がかかった印象です。
校長からはこれまでの避難訓練と変わらず、「命を守ることが最優先」「とっさの判断が求められる」「身勝手な行動が次の被害につながる」と話し、「自分も含めた大切な人の命をどう守るのか、考え続けてほしい」と伝えました。