シャトルランは何を測定する?
体育館では1年生がシャトルランに挑んでいました。2000年頃から採用された「有酸素運動」能力を測る方法で、20mを一定の時間で往復するものです。昔は持久走(男子1,500m/女子1,000m)を行なっていました。
今の中学生にとってドレミの電子音は恐怖(?)に聞こえているかもしれません。私も「持久走」の言葉を聞いただけで気分が重くなった記憶があります。
しかし、中学生はこの循環器(心臓や肺)を鍛えるのには最適の時期で、がんばった分だけ力がつくものです。上級生になるほど記録が伸びるのは、体力の向上と共に「途中で折れない気持ち」も強くなっているからです。シャトルランは自分の心身の成長をはかる種目なのかもしれません。