佐藤忠次郎(4年部)
4年生の社会科の学習に郷土の偉人があります
毎年恒例ですが、ここ東出雲では
「佐藤忠次郎」氏が有名です
自転車の車輪の回転が道端の稲穂を引っ掛けているのを発見し、高速に回転するものに稲穂を当てれば、効率よく稲穂が落ちるのではないかと考え、1914年に回転式稲扱機の発明に成功した話は有名です。
春先にも話しました。本校の学校教育目標の一つ、
「かしこく考える子」
佐藤忠次郎氏の「かしこさ」「アイディア」は本当に見習いたいものです。
ある意味、この学習は「ふるさと教育」の大きな柱になっています

これがサトー式です

ぐるぐる回って稲穂からもみがとれます
今のコンバインもほぼ同じ形になっています・・・びっくりです
昔と今が、線でつながっています

毎年、学校運営協議委員の方に来ていただいて、このサトー式のすごさを体験しています

いわゆる、長年使われてきた「せんばこぎ」と比較しながらサトー式も体験します
あるいみ、脱穀の革命なのでしょう


脱穀している様子がわかりますか?
私もこのサトー式の回す体験をしました
子どもたちは興味津々です・・・
 
わたしが始業式に「かしこく考える子」の1シーンにこの授業を取り上げています
ただ体験するだけではいけない
そこから何を学ぶか?です
実は、私が足をあててこのサトー式をこいでいると、4年生のある子どもが
「つかれませんか?」と言ってくれました
(そういうことを考えながら体験をしてほしい・・・)うれしい言葉でした
まさに、かしこく考える子は体験しながら学んでいます
「それがねーつかれないんです!」
と伝えました
足ふみを10分ぐらいし続けたのですが、そこまでつかれません
佐藤忠次郎さんは、当然、そういうことも考えて発明をしたんだろうと思いました

きっとこの部分にひみつがあるのだろうと考えて、一枚写真をとりました
そんな学びを子どもたちにしてほしいなぁと思います
教えていただいた学校運営協議委員様ありがとうございました
来年もよろしくお願いします
(文責:校長)