本日、千葉県旭市にお住いの宮本英一さんを講師にお迎えし、防災について考え、防災意識を高める講演会を開催しました。

宮本さんは、地震(東日本大震災)による津波に流され一命をとりとめたこと、地元の区長として住民の安否確認や被災者のケアに努めたこと、津波の恐ろしさと避難の大事さを伝えるとともに命の尊さを伝えていることなど、被災経験に基づく貴重なお話をしていただきました。

宮本さんのお話(震災から学んだこと)

・災害は、人と場所を選ばず、突然やってくる。

・一番反省していることは、大津波警報が出ても、自分だけは大丈夫と思い、避難しなかったこと。

・津波は繰り返しやってくること。

・「自分の命は自分で守らなければ」と強く思ったこと。

CIMG0580.JPG
DSCN5703.JPG
CIMG0585.JPG
CIMG0589.JPG
CIMG0602.JPG
DSCN5710.JPG

<生徒代表あいさつ 3年 加藤美玲さん>

私たちの地域では、あまり大きな災害にあうことなく、実際に体験した時の恐怖や不安がどれほどのものなのかを感じたことはありませんでした。今回、深く考えるきっかけとなりました。

たくさんの命や思い出、場所を一瞬にして奪い、寂しい街だけが残る写真を見て、津波がもたらす被害がとても大きかったことを改めて感じます。

災害の危険が常に隣り合わせの日本で、非常時に備えておくこと、そして「明日がいつも通りの明日でないかもしれない」という認識が大切だと思います。この大災害をしっかり心にとめ、現在も、未来も守れるよう、私たちも後世に伝えていきたいと思いました。

一人一人が防災、避難の大事さについて改めて考える機会となりました。

DSCN5712.JPG
DSCN5715.JPG

mable(マーブル)テレビと読売新聞の取材を受けました。mable(マーブル)テレビは、本日108()の夕方のニュース(18)で流れる予定、読売新聞については近日中の新聞に掲載される予定です。

※今回の研修にあわせて、松江市防災部防災危機管理課よりアルファ米をいただきました。本日、ご家庭に持って帰りますので、この機会に防災について話題にしていただければと思います。

戻る