今日は、1年生はおはなしブリュッケンから講師をお招きしてストーリーテリングをしていただきました。ストーリーテリングは、読み聞かせとは違い、ストーリーテラーとなる講師さんがお話を全て覚えておられて、そのお話を生徒の目を見ながらお話しいただくというもの。今日は2本のお話をしていただきました。特に2本目は約30分の長編でしたが、1年生の皆さんはよく聞いていました。読み聞かせと大きく違うのは、画像を見るわけではないので、お話を聞きながら頭の中でその情景をイメージしながら聞くということです。生徒たちは自分がこれまで見聞きした経験をもとにイメージするので、似たような様子をイメージするものの、全く同じ情景を描くことがないのがこのストーリーテリングの面白いところだと思っています。生徒の皆さんの頭の中の情景はどんな感じなんだろうかと思いを馳せながら皆さんの様子を見ていました。

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 3年生は、スクールカウンセラーの秋月先生の授業を受けました。初めに言うこと一緒やること反対。グループごとに肩に手を置き、言葉と反対の動きをするもの。人間は、どうしても言葉にしたように動いてしまうという特性を持っているということを体感しました。この経験から、これから行うグループワークは肯定的な言葉で進めようと秋月先生からのアドバイス。なるほど、言葉にしたように物事は進んでいくことを体感しているからこそその言葉がすっと自分の中に落ちていく。

 そして、グループワークは新聞タワーづくり。1日分の新聞をつかって一番高いタワーを作ったグループの勝ち。先ほどの経験をもとに、前向きに、ああしたらいい、これならどうだ、ちょっとそこ持っててといった会話を交わしながらグループごとに特徴的なタワーができました。すごく高いタワーができていたのに、計測までに倒れてしまい残念がるチームもいましたがそれはご愛敬。そのタワーを建てた過程に価値がある。温かく、笑顔のあふれる時間となりました。

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